「両立難しい」7割が誤解 がんになっても仕事は続けられる

公開日: 更新日:

 消化器系の胃がん大腸がんなら、内視鏡検査をすれば早期発見につながる。

「企業健診で胃のX線やバリウム検査しか受けていない方は、50歳以上から個人で内視鏡検査を受けるのがベター。大腸は、便に潜血反応が出てからやれば十分です」(西崎クリニック院長・西崎統氏)

 治療費に対する不安も杞憂だ。

「最新の抗がん剤や放射線の治療費は自費で何百万円もかかることがありますが、保険の範囲内なら自己負担は月8万円ほど。この程度は貯蓄で十分まかなえます。たとえ、末期でも高額な自費診療を考えず、保険診療をベースにすれば、不安はないはず。だから、私はがん保険に加入せず、2年に1回、人間ドックのオプションで、がん検診を受けています」(ファイナンシャルプランナー・紀平正幸氏)

 がん治療と仕事の両立は十分できるのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動