“抜かずに”でトラブル急増 「子供の矯正」正しい歯科医選び

公開日: 更新日:

 抜歯が必要な症例なのに、歯を抜かずに矯正する。手術が必要なのに取り外しのできる矯正装置を用いて矯正歯科治療を行う。そんな安易な歯科医がトラブルを生んでいるのだ。

「たとえば、下顎は一本の骨でできているので、手術で切れ目を入れないと顎が広がりません。全身麻酔が必要となり、慎重な検査、診断も必要ですが、それが省略されていたりします。不適切な治療を行っている一般歯科医では、初診時の写真、模型や頭部X線規格写真などの資料がないことが度々あります」

「出来る限り負担の少ない治療を」と願う親の気持ちを巧みに利用しているケースも少なくない。矯正歯科治療は自費診療だ。歯科業界が不景気ということもあり、「誇大広告」で患者を呼び込もうとするクリニックもあるようだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出