“抜かずに”でトラブル急増 「子供の矯正」正しい歯科医選び

公開日: 更新日:

 抜歯が必要な症例なのに、歯を抜かずに矯正する。手術が必要なのに取り外しのできる矯正装置を用いて矯正歯科治療を行う。そんな安易な歯科医がトラブルを生んでいるのだ。

「たとえば、下顎は一本の骨でできているので、手術で切れ目を入れないと顎が広がりません。全身麻酔が必要となり、慎重な検査、診断も必要ですが、それが省略されていたりします。不適切な治療を行っている一般歯科医では、初診時の写真、模型や頭部X線規格写真などの資料がないことが度々あります」

「出来る限り負担の少ない治療を」と願う親の気持ちを巧みに利用しているケースも少なくない。矯正歯科治療は自費診療だ。歯科業界が不景気ということもあり、「誇大広告」で患者を呼び込もうとするクリニックもあるようだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  4. 4

    広末涼子は免許証不所持で事故?→看護師暴行で芸能活動自粛…そのときW不倫騒動の鳥羽周作氏は

  5. 5

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  1. 6

    【い】井上忠夫(いのうえ・ただお)

  2. 7

    広末涼子“密着番組”を放送したフジテレビの間の悪さ…《怖いものなし》の制作姿勢に厳しい声 

  3. 8

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  4. 9

    大阪万博は開幕直前でも課題山積なのに危機感ゼロ!「赤字は心配ない」豪語に漂う超楽観主義

  5. 10

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育