検査では異常見えず 胃不調「機能性ディスペプシア」とは

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「自律神経のバランスが崩れて胃酸の分泌が過剰になり、胃の運動に異常を来して胃の不調が生じます。眠りの質が悪い人は、安定剤などの服用も含めて医師に相談したほうがいい」

 薬を飲んでもよくならない。生活を改めても、睡眠を確保してもダメ――。

「加えて、お酒の量が多い、体重が減ってきた、夜間に痛みで目が覚める場合、膵臓がんや膵炎の検査を受けることをお勧めします」

 超音波やCT、可能であれば、さらに進化した治療機器「超音波内視鏡」の検査を。慢性膵炎は発症すればなかなか治らず、膵臓がんのリスクを上げる。しかし、最近の日本では超早期から治療を始め、改善を試みる動きがある。

 まずは検査をしてみないと、当然ながら自分がどういう状態なのかはわからない。

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