食事、呼吸、排泄が「老衰死」前の3つの特徴

公開日: 更新日:

「死が近づくにつれ、呼吸がだんだんと乱れてくるのは、生きていくために最も原始的な脳幹の呼吸中枢が、最後まで頑張るからですね」

 最後は、下顎呼吸を行う。下あごを下げ、普段とは違う筋肉を使った補助呼吸である。

 見守る家族は、こうした症状を見て、「苦しいのか?」と心配するが問題ない。

 最後に、息を大きく吐き出す人がいる。これは、呼吸筋の最後の反射反応と言われている。

「家族がみとっている前で私は、『ご臨終です』などと、形式的な言葉は使いません。『長い人生、本当にご苦労さまでした』と、語りかけています」

【連載】「多死社会」時代に死を学ぶ

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」