脳梗塞から生還 ラモス氏が知った“自分を休ませる”大切さ

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 ◇  ◇  ◇

 目が覚めたら、体が痙攣していた。それでベッドから落ちてしまった。何とか戻ろうとするんだけど起き上がれない。そうこうしているうちに奥さん(俊子夫人)が異変に気付いてくれた。ホント(ベッドの下に)落ちて良かったよ。ベッドの上にいたままだったら(脳梗塞発症を)気付いてもらえなくて、死んでいたところですよ。今は天国にいる初音(1984年に結婚。2011年7月に転移性肝がんで急逝)が、ベッドから落としてくれたと思う。そして俊子が救急車を呼んでくれた。その判断が良かった。ホント、命の恩人だよ。(2月14日にリハビリ病院を)退院した時にも思ったんだけど(その時点で)4月に生まれる初孫は女の子って分かっていた。ホント、ラモスってオンナに恵まれているよ。

 病院に担ぎ込まれ、ドクターに「脳梗塞です」と言われた時、このまま逝ってしまうんじゃないのか……って凄くビビりましたよ。さらにドクターから「これから2週間は容体に変化があるかもしれません」と聞かされた時には、再発するかもしれない、そうなったら今度こそ逝ってしまうに違いない――と。ホント、珍しいことにネガティブなことしか思いつかなかった。神様にお祈りしながら「もう一回生きるチャンスを与えてください」と何度もお願いしたんですよ。

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