各企業の支援体制の差 大和証券は休職中も収入の85%補償
「ヤフーは宮坂学社長(49)自ら率先して社員の健康対策に取り組んでいる。平均年齢が35.5歳の若い会社ですが、IT業界には珍しく社員6000人の定着率は高い。会社に恵まれていると言えます。大和証券もそうですが、治療をしながら働ける職場は少なく、言ってはなんですが、外資系にはこういった福利厚生はほぼありません」(リストラ事情に詳しいジャーナリストの中森勇人氏)
労働基準法上では、病気が「治癒」しなければ会社は社員の復職を認めず、解雇することも可能。就活中の学生は、目先の給与でなく、こうした健康対策の取り組みで会社を選びたい。