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永田宏長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

子宮がんの手術件数 頸がんは2回、3回手術を重ねることも

公開日: 更新日:

 レーザー照射は上皮内がん限定ですが、件数は患者4人に1人の割合です。残り3人は円錐切除を受けることになります。子宮頚がんが子宮内にまで浸潤している場合は、子宮ごと切除します(単純子宮全摘出術)。こちらの件数は、子宮筋腫の手術とまとめて集計されてしまっているため、正確な数字が分かりません。ただ、有名病院などのホームページを見る限り、数は限られているようです。

 子宮体がんには開腹ないし腹腔鏡による子宮全摘術(子宮悪性腫瘍手術)が行われます。しかし腹腔鏡は件数が少なく、全体の1割に達しません。大半が開腹術です。卵巣と卵管など、子宮付属器官も一緒に切除するのが一般的です。手術件数と2012年の新規患者数の比較から、やはりほとんどの患者が手術を受けている計算になります。

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