【かっけ】ニワトリの実験で否定されたタンパク質不足説
エイクマンは当時、以下のような仮説を立てます。「かっけは白米に含まれる物質による中毒で、玄米や米ぬかにその中毒を解毒する作用があるのではないか」というのです。
ここで、高木の「タンパク質不足説」は否定されたといっていいでしょう。
しかし、このエイクマンの仮説も今の時点から見れば間違いで、まだ正解には至っていません。かっけの原因の解明と治療の普及にはまだまだ時間がかかるのです。