骨肉腫で脚切断の危機 東儀秀樹さん“余命1年”からの現在

公開日: 更新日:

 入院中は、病室の花を描いたり、知り合いになった患者さんの顔を漫画風にデフォルメして笑わせたり、お見舞いに来てくれる人を楽しませたくて、いろんなことを考えて面白がっていました。そうやって楽しいことを濃くしていけば、楽しい人生になるからそれでいいと。

 その一方で、病院では左脚を切る話が進んでいたようです。ただ、日を追うごとに数値が良くなり、どんどん元気になっていくボクの様子を見て、主治医が通院することを条件に退院を提案してくれました。不思議なことに、がんが消えていたのです。結局、ろくに通院しないまま今に至ります(笑い)。

 入院中の治療や薬は一切なく、治療方針を考えている間に好転して退院できてしまったので、何が良かったのかは不明です。自分としては「ワクワク細胞」のおかげだと思っています(笑い)。「精いっぱい楽しんで生きてやろう」というワクワクした気持ちがワクワク細胞を活性化させ、がんをやっつけた。「病は気から」といわれるように、ワクワク細胞を活性化させるのは自分の意思でしかありませんから。


■脚を残してくれた主治医に感謝

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    悠仁さんの成人会見は秋篠宮家の数々の危機をいっぺんに救った

  2. 2

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  3. 3

    「ホラッチョ!」「嘘つき!」とヤジられ言葉に詰まり、警察に通報…立花孝志はミルクティーが手放せず

  4. 4

    下半身醜聞・小林夢果の「剛毛すぎる強心臓」…渦中にいながら師匠譲りの強メンタルで上位浮上

  5. 5

    備蓄米放出でもコメ価格は高止まり…怪しくなってきた農水省の「実態把握」

  1. 6

    フジテレビの資金繰りに黄信号…9割超もの広告スポンサー離脱、CM再開も見通し立たず

  2. 7

    “勝ち組”は中澤、辻、藤本…「モーニング娘。」たちの明暗

  3. 8

    日テレ「さよなら帝国劇場」でわかったテレビ軽視…劇場の階段から放送、伴奏は電子ピアノのみ

  4. 9

    備蓄米放出でもコメ高騰は抑えられない!「コシヒカリ」応札集中確実…得をするのは自民の“大票田”のみ【上位10品目リスト付き】

  5. 10

    悠仁さま「人々の幸せを願い」成年会見で高まる将来への期待…愛子さまの“国民と苦楽を共に”との比較も