健康な人の尿の色は淡黄色から淡黄褐色だが、赤褐色や茶褐色など血尿の疑いがある場合は、尿管の一部が傷ついている可能性もあるが、急性腎炎や腎結核、腎がんかもしれない。白濁の場合は腎盂腎炎も疑われる。
「尿の見た目だけで腎臓の機能低下は判断できません。これらはあくまでも、腎臓病特有の複数の症状と重なった場合での目安です」
ちなみに腎臓を守るには、「不必要な薬やサプリメントは飲まない」「医師が処方した薬は用法・用量を守る」「汗をかく夏場は高血圧の薬を減らす」など薬との付き合い方を変える必要がある。
さらに、適度な運動と十分な睡眠、禁煙と節酒、タンパク質の過度な摂取に注意することだという。