診断するには、まず胃カメラ。放置すると食道が狭くなり、食べ物が通りにくくなることがあります。食道がんのリスクも上がります。自覚症状がある人は早めの受診をお勧めします。
胃食道逆流症と診断されたら、酸の分泌を抑える薬での治療になります。重症の場合は手術も検討します。非常に再発率の高い病気なので、治療後は再発しない生活を心掛けてください。
ポイントは、食生活や姿勢、腹圧に気を付ける。肥満解消、過度の食事や飲酒は避ける、脂肪の多い食事や香辛料、カフェインや甘いものを取り過ぎない。なるべく前傾姿勢を減らして腰を伸ばして腹圧をかけないことも大切です。
(下北沢トモクリニック/村上知文院長)