大人のニキビが悩み…痕をきれいに治す方法はあるの?

公開日: 更新日:

 皮脂は、皮膚の乾燥を防ぐために必要ですが、量が増えると毛穴の中にたまり、ニキビになります。成長期にはホルモンの影響で皮脂が増え、多くの人がニキビに悩まされます。肌の乾燥やストレス、体調の悪化、食事の内容などによっても皮脂が増えることがあり、大人になってもニキビはできます。

 ニキビの原因としてよく知られるのが、毛穴の入り口部分を狭くし、炎症を起こす働きがあるニキビ菌(アクネ菌)です。皮脂が増えるとニキビ菌も増殖し、炎症が起こります。この炎症が強くなると毛穴の構造が大きく壊れ、しこりやニキビ痕になります。

 毛穴が壊され、皮膚の深い部分までダメージを受けると、元通りに戻らないことも。赤みが引いたものや数年経過したニキビ痕は、修復しようという力が働かず、治すのが難しいのです。

 しかし、よほど深いニキビ痕でない限りは、目立たなくできます。家庭でできるケアとしては、市販薬と化粧品。十分に保湿し、ニキビ痕の周りの角質を軟らかくすることが大切です。

 ビタミンCや抗炎症剤にも使われるトラネキサム酸、コラーゲンの入ったローションなどをニキビ痕に塗ったり、飲むタイプのビタミンCを取るのもいいでしょう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…