男性ホルモンが関係 認知症対策としての「色ボケ」の効能
では、どうすれば男性ホルモンを減らさずにすむのか。まずは食事で、肉、魚、豆類など良質なタンパク質を摂取すること。もう一つは恋愛、異性と触れ合う時間を増やすことだ。恋愛といっても、既婚者の場合は「はい、そうですか」というわけにはいかないが、疑似恋愛でも構わない。男性なら、冒頭のキャバクラ、女性ならアイドルの追っかけなどもいいだろう。積極的に推奨するわけにはいかないが、男性ホルモンの活性化という点のみを考えれば、もう一歩踏み込んでの婚外恋愛、風俗やホストクラブも悪くはない。
高齢者、超高齢者になっても認知症とは無縁で精力的に活躍する文化人、芸能人が数多くいる。その生活ぶりをマスコミ情報で知ることがあるが、ほとんどの人が「肉好き、人好き、恋愛好き」である。脳の老化対策、認知症対策として「色ボケ」は間違ってはいない。