昔の病気を蘇らせ流行させるアンチ・ヴァクサーとは?
さらに、アメリカ国内にとどまらず、日本を含む世界各地で散発的に起きている流行の多くは、予防接種を受けない人が移動することにより広がっていく恐れがあると、警告する声もあります。
こうした中、CNNが報道したのは、インフルエンザで幼い息子を失った親がアンチ・ヴァクサーたちに攻撃されたという驚きのニュースです。フェイスブックに「おまえの子供が死んだなんてウソ。そんな子供は、もともといなかった」「おまえが殺したんだ」「予防接種のせいで死んだのだ」などというメッセージを次々に書き込まれたということです。子供を亡くした親が予防接種を奨励しないように黙らせるのが目的だろうと推測されています。
アンチ・ヴァクサーの団体は「非常に過激な一部の仕業」とコメントしているようですが、予防接種をめぐる論争はとどまるところを知りません。