中央値で5・4年にわたる追跡調査の結果、笑いの頻度が高い人たちで、死亡リスクや心臓病の発症リスクが低いことが分かりました。週に1回以上笑う人に比べ、月に1回未満しか笑わない人では死亡リスクが約2倍、統計学的にも有意に高く、心臓病の発症リスクが1.4倍多い傾向にあるという結果です。
日常生活の中で笑いが多い人は、もともと健康的な人なのかもしれません。とはいえ、過去の研究報告も踏まえれば、笑いが健康に良い影響を与える可能性は高いといえるでしょう。
元号も変わり、新しい時代が始まりますが、この先の未来が笑いに満ちあふれた社会になるよう願っています。