クロちゃん“わずか”…生活習慣病「未治療」の合併症と余命

公開日: 更新日:

「オレは、一切何もしない」

 堀ちえみの舌がん公表を受けて、松本人志が自らのがんの治療方針についてそう語ったという。初期なら手術もするが、末期なら「西洋医学的にはもういいわって」と未治療を貫くらしい。自分なりの生き方を追求するなら、松本のような考え方はもっともだ。がんは、余命宣告が定着し、治療法を選択できて、死を準備しやすい。では、死因の7割を占めるほかの病気なら、どうやって準備するか――。

 お笑いグループ安田大サーカスのメンバー・クロちゃんは、医療バラエティー番組に度々出演。2年前の出演時に糖尿病と診断され、昨年1月には血糖値が悪化したことから番組の医師団に余命「わずか」との宣告を受ける。

 その後、糖尿病の教育入院で食事運動について学び、血糖値が改善。4月の番組では、「余命24年」に大幅アップするも、半年後には数値が悪化したばかりか、脳に動脈瘤も見つかったため、「余命3年」に急落している。余命の乱高下は、バラエティー番組の演出を多分に含んでいるが、糖尿病の怖さはうかがえる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した