【目】40代半ばになったら老視対策を考えた方がいい
疲れ目の元凶は、近くを見ている目のピントの位置を長時間動かさないでいること。水晶体の厚さを調節している毛様体筋や、視線を上下左右に動かすための「外眼筋」とういう筋肉(6本)などが凝り固まってしまうからだ。スマホやパソコンの操作、長時間手元を凝視するデスクワークのとき、10分に1度は3メートルくらい先を見るのがいいのは、毛様体筋や外眼筋の凝りをほぐし、血流を良くしてリフレッシュさせるためだ。
■眼鏡レンズを選ぶなら…
目が疲れてきたときには目薬を差すのも有効。しかし、市販の目薬には、さまざまな有効成分が配合されていて、種類が多いので、店頭の薬剤師に相談するのがいい。ピント調節機能を改善させるなら「ネオスチグミンメチル硫酸塩」が配合されているもの、外眼筋の疲れを緩和させるなら「ビタミンB12」などが配合されている赤色の目薬がお薦めという。
ただし、目薬を差す回数は1日3~4回、多くても6回未満。あまり多すぎると含まれる防腐剤などの副作用で、角膜に傷がついたり、炎症を起こす場合があるので注意しよう。