「赤身肉と加工肉は体に悪くない」研究結果に米国で大論争
医療関係者らは「これまでのさまざまな研究結果から、赤身・加工肉のリスクに関してはある一定の信憑(しんぴょう)性が認められている。それを無視してまったく問題ないと受け取られるような発表は無責任」などと反論。
実は赤身肉に関しては、健康への影響とは別の論争も大きくなっています。「劣悪な環境での牛の成育が動物虐待に当たる」「畜産から地球温暖化の原因となる大量の温室効果ガスが発生している」などと問題視され、先日行われた若者による世界同時の大規模な環境デモでも攻撃の対象となっていました。
こうした現状を含め、肉をめぐる攻防はますます激しくなりそうです。