トゥーサン教授は「自分や他人を許せるということは、怒りや後悔といった感情を弱めるだけでなく、昼間起こった嫌なことを緩衝材のように受け止めて、リラックスした気持ちになり、安眠に導かれるからではないか」とコメントしています。
ただしこの調査は小規模なもので、「許し」が直接安眠に結びつくと証明したものではありません。しかしトゥーサン教授は過去にも「許す」ことと健康との因果関係などの調査を行っていて、ポジティブな結果を得ているといいます。
トゥーサン教授は睡眠も含め健康のためにはもっと許しが大切とし、許し方のテクニックの研究も行っています。