著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

自分や他人を許せる人は睡眠の質、健康状態、幸福度が高い

公開日: 更新日:

 眠りたいのに眠れない、睡眠中に目が覚めるといろいろ考えてしまって眠りに戻るのが難しい……。あなたにも覚えがあるのではないでしょうか。

 アメリカ人の30%に慢性的な不眠の症状が見られるという数字があるほどで、現代人にとって十分な睡眠を取るのは難しくなっているようです。

 そんな中で、ぐっすり眠りたかったら「誰かを、そして自分を許すことが有効」という調査結果が、心理学雑誌「サイコロジー&ヘルス」に掲載され話題になっています。

 調査を行ったのは、アイオワ州にあるルーサー・カレッジのローレン・トゥーサン教授です。約1400人を対象に行った調査では、まず彼らにこんな質問をしました。

「人を傷つけるような過ちを犯した自分を、また同じように自分を傷つけた他人を、あなたはどのくらい許せますか?」

 そして同時に、彼らの過去30日間の睡眠の状態がどうだったか、さらに現在の健康状態や幸福度を尋ねました。

 その結果、自分や他人を許せると答えた人は、そうでないと答えた人より長く眠っているだけでなく、睡眠の質も健康状態も良く、幸福度も高いことが分かったといいます。特に、他人を許せると答えた人の睡眠の質が高いことも分かりました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…