フケがスーツに落ちて目立つ…対策は皮脂の量を調整すること
ベトベトした「脂性フケ」は、頭皮の皮脂バランスが崩れて皮脂が増えたことが原因。皮脂が過剰にあると、皮脂を栄養とするマラセチア菌も必要以上に増殖、脂漏性皮膚炎を発症します。症状が気になる人は、ミコナゾール配合のシャンプーを。改善しないなら皮膚科を受診してステロイドやニゾラールなどを配合したクリームやローションなどを処方してもらってください。
食生活の乱れ、睡眠不足もフケの原因に。皮膚のターンオーバーは夜の11~2時が活発なので、この時間に眠っていることが大切です。フケ対策をしても良くならない場合は、病気が原因かも。皮膚科をぜひ受診してください。
(国際医療福祉大学熱海病院検査部・〆谷直人部長)