新型コロナに注意しながらがん治療をどう受ければいいのか
A病院内科のK医師からメールが届きました。
「がん治療中にコロナウイルス感染で肺炎となって入院された患者さんがおられます。肺炎がよくなって化学療法ができる状態まで回復するように頑張っています。コロナ流行の状況では、がん治療を変更せざるを得ない患者さんがいらっしゃいます」
4月14日、厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部から都道府県に対して通達がありました。
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がん患者(中略)への対応について、別添のとおりまとめましたので、各都道府県におかれましては、関係部局とともに、協議会等で早急にご検討いただきますよう、お願いいたします。
①がん治療を受けているがん患者が新型コロナウイルス感染症に罹患した場合には、重症化する可能性を念頭に置き、がん治療を中断し、新型コロナウイルス感染症に対応した医療機関への入院を原則とする。ただし、がん治療の術後等で、患者を新型コロナウイルス感染症に対応した医療機関に搬送することが医学的に難しい状態である場合には、当該医療機関での院内感染対策を講じた上で当該医療機関での治療について検討を行う。