新型コロナに注意しながらがん治療をどう受ければいいのか
②がん患者がかかりつけではない医療機関に新型コロナウイルス感染症の治療目的で入院した場合には、患者のがん治療の主治医と連携し治療を行うこととする。
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日本臨床腫瘍学会は、がん患者に対して「がん診療と新型コロナウイルス感染症:がん患者さん向けQ&A」(4月20日更新)を公表しています。この中の「4.がんの治療をどのように受ければ良いですか?」について、ここでは紙面の都合でその一部を紹介します。誤解されませんように、詳しくは学会ホームページをぜひご覧ください。
■通院を減らすため治療の変更も
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がんの病状と新型コロナ肺炎ウイルスの感染リスクの程度により考えますが、基本的には以下の通りです。担当医の先生とよく話し合ってください。
1)がんが疑われる場合にがん診断のための検査はどうしますか?
・前述の症状(「1.新型コロナウイルス感染症について」に記載)が無ければ、予定通り検査を受けてください。非常事態宣言の地域や感染リスクの高い地域では、2~4週検査の延期を考えることができます。