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池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

豆・ブロッコリー・きのこで「気」を補って免疫力をアップ

公開日: 更新日:

 いまなんといっても気になるのは新型コロナウイルス対策です。免疫力をしっかりと高めて、押し寄せる第3波に負けない体づくりをしましょう。

 薬膳の考え方の前提となる中医学(中国の伝統医学)において、免疫力を高めるためには「気」を補うことが重要とされています。気とは全身の至る所を巡っている、目には見えないエネルギー。生命活動を維持するための源となる気はすべての基本です。これが不足すると常に疲労感、倦怠感があるといった状態に。そして、免疫力が低下し、抵抗力がなくなってしまうのです。

 気が充実していれば「元気」、そうでなければ「病気」になってしまうほど、気は重要。日頃から気が全身に満ち足りていることが免疫力アップのために欠かせないのです。

 そもそも、体質的に気が足りていない「気虚タイプ」は要注意。特徴としては、年がら年中、風邪をひきやすい、胃の調子がすぐ悪くなる、朝なかなか起きられない、声が小さい、睡眠時間に関係なく食後やたら眠い……といった人は、気が足りていない可能性大といえます。

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