乳児の「夜泣き」を卒業させるために…体内時計を調整する方法

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 これを徹底した後、ミルクの量を増量するタイミングで、夜8時↓夜12時↓朝4時、夜8時↓夜2時↓朝5時、夜8時↓朝4時、夜8時↓朝5時というように、様子を見ながら10日置きごとに授乳の間隔を延ばすことで、67日目にして乳児の夜間長時間睡眠が可能になったという。

「このケースを基に、63人の保護者に授乳環境のアンケート調査を実施したところ、そのうち97%が授乳時に明るい部屋、もしくはテレビやスマートフォンをつけた状態での授乳を行い、乳児の夜泣きに悩んでいることがわかりました。そこで、夜間の授乳環境を完全消灯下で行い、起床時にはカーテンを開けて朝日を浴びるようにしたところ、夜泣きが改善した割合は、開始2週間で43・2%、開始1カ月で55%、開始3カ月で86・7%となりました。しかも、開始3カ月後には夜間の長時間睡眠に成功した乳児も64・3%に上ったのです」

 夜泣きが改善しなかった方では、授乳時に音楽を聞いたり、家族で話をしたり、生活音がうるさかったことがわかったという。

■小学生以上の睡眠の乱れはおやつに工夫を

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