コロナ後遺症「筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群」を疑う症状

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■「脳がどんどん壊れていく感じ」という訴えも

 ポイントは5つの中核症状(脳の異常による症状)があるか。「激しい疲労」「労作後の消耗」「睡眠障害」「思考力・集中力・記憶力の低下」「起立性不耐症」だ。

「激しい疲労とは、厳密には“疲労”というのとはちょっと違い、歯ブラシを持つのもつらい、食事ができない、シャンプーすらできないといった状態です」

 労作後の消耗は、少し体調が良くなったからと出社して仕事をしたり勉強をしたりすることで、数時間後から翌日には寝たきりになるほど消耗するもの。

 睡眠障害も普通の「眠れない」レベルではなく、「何日間も眠れない」「眠れても1~2時間ほど」。

「思考力・集中力・記憶力の低下は、本も読めない、携帯電話の番号を思い出せない、自分の名前の難しい漢字を書けない……。『脳がどんどん壊れていく感じ』と表現した患者さんもいます」

 起立性不耐症は立ったままだと心臓がドキドキして目まいがするなどし、作業困難になること。

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