著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

人間は悩んで当たり前!やらない後悔よりやる後悔を

公開日: 更新日:

 年齢を重ねていくと、「こうしておけばよかった」「ああしておけばよかった」など、過去の行動を後悔するシーンが増えがちです。一方で、「子供に迷惑をかけたくない」「経済的な余裕はあるだろうか」という具合に、老いていく自身に対して漠然と不安にかられることも珍しくはないでしょう。つまるところ、人間は悩み続ける生き物なのです。

「人は考える葦である」とは、哲学者パスカルの有名な言葉です。人は自然界の中の一本の葦に過ぎないが、考えられる脳を備えている点で偉大なのだ――と。そして、考えることが人間らしさでもあるとパスカルはうたっています。ですから、考えることはとても大切なのです。過去を振り返ると後悔が、未来を考えると不安が押し寄せるのも、人間が考える葦である以上、当然。悩むから人間なんですね。

 ただし、考え過ぎは、あまりいいとは言えません。考え過ぎるからミスをするし、決断できなくなり、躊躇し、心の病気になってしまう。であれば、考え過ぎないための自分のルールを決めておくことがポイントです。

 たとえば、レストランでメニューが多過ぎて決められないときは、本日のおすすめにする。やる気が出ないときは、うだうだやらない理由ばかり考えていないで、「あとでやろうはバカヤロウ」と自分に言い聞かせて、とにかくやり始める。あるいは、やることを完全にルーティン化して、やらなければいけないことは自動的にやるように、やらないと逆に気持ち悪くなるくらいにする。考え過ぎる前に、行動を起こす癖を付けてしまえばいいのです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  3. 3

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  4. 4

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  5. 5

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  1. 6

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 9

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場

  5. 10

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり