オリンピックが感染症の流行をつくり出すのはなぜですか?
東京五輪に参加予定のアスリートに対するワクチン接種が6月1日から始まった。すでに、オーストラリアのソフトボール選手団が合宿地の群馬県太田市に入ったが、県内ではインド変異株が7件確認され、拡大も懸念されている。本番になれば選手だけでなくメディア、コーチなどおよそ10万人が来日するという。今回は、改めて五輪と感染症拡大について学ぼう。
奥田先生は2019年発売の著書「この『感染症』が人類を滅ぼす」で、「2020年東京オリンピックが危ない」という見出しの警告を出している。