感染後に重症化しやすい人、死亡リスクの高い人の条件

公開日: 更新日:

 まずは、ワクチンを積極的に打つことだ。ワクチンは感染予防の数値ばかり話題になるが重症化予防の数値も押さえておくべきだ。

 例えば、米ファイザー社製ワクチンの重症化予防効果は3月24日公開のイスラエル保健省による査読前論文がある。 

 10万人当たり1日の「重度および重大な入院」は、ワクチン未接種者が2・8人に対して2回接種者は0・3人。死亡はそれぞれ0・5人と0・1人だった。

 ワクチン以外の対策としては納豆などの発酵食品を取るのもいいかもしれない。長崎大学の研究グループはコロナ感染者から採取したウイルスを試験管内で培養。納豆などの発酵食品に多く含まれる天然アミノ酸「5―アミノレブリン酸(5―ALA)」を一定以上の濃度で投与したところ、ウイルス増殖をほぼ完全に抑えることを確認。同大学病院で特定臨床研究を始めている。新型コロナウイルス表面にある「スパイクタンパク質」に5―ALAの「最終産物」が付着し、ウイルスの人の細胞への侵入を阻むのではないか、と考えられている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」