著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

せわしないときこそ「スローな動き」をスローガンにする

公開日: 更新日:

 ちなみに、深呼吸をする際は、4秒かけて鼻から息を吸って、7秒間呼吸を止め、8秒かけて口から息を吐くと、気分を落ち着かせる副交感神経が優位になり、リラックスしやすくなるといわれているので、ぜひ試してみてください。

 先述したように、なめらかな手指の運動を日常的に取り入れるのであれば、スキンケアの時間や入浴時に応用できると思います。仕事で集中力を欠いているなと思ったら、お風呂で湯船につかりながらゆっくりと、なめらかな動きを行ってみる。あるいは、空中にゆっくりとなめらかに8の字を繰り返し描いてみるのもいいかもしれません。

 せわしなく動いているときこそ、ゆったり&ゆっくりするアクションを取り入れる。おのずと、頭もクリアになり、落ち着いて物事を考えられるようになるはずですよ。


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『不安』があなたを強くする 逆説のストレス対処法
堀田秀吾著(日刊現代・講談社 900円)

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