コノシロはカルシウムの吸収がアップする夜に食べたい
栄養価についてはどうでしょうか。食品成分表には、コノシロの栄養価表記しか載っておらず、出世するにあたっての栄養価の変化を見ることはできません。そのため、今回はコノシロの栄養価から考えていくことにしましょう。
コノシロの脂質は悪玉コレステロールを低下させる働きがあるオレイン酸が主となり、オメガ3系のDHA、EPAもわずかに含まれます。青魚ほどDHA、EPAは多くなく、ビタミン類で特に多いものはありません。ミネラル類ではカルシウムと鉄が豊富です。
コノシロは小骨が多い魚なので、骨まで一緒に食べることでカルシウム摂取量がアップ! カルシウムは夜の方が吸収率が上がると報告されていますので、DHA、EPA、ビタミンが少ないことを考えても、夜向きの食材と言えるでしょう。
スーパーなどでは目にする機会が少ないコノシロですが、見つけた時にはぜひお手にとってみてはいかがでしょうか。