着て寝るだけで睡眠を可視化「スリープ・Tシャツ」の効果

公開日: 更新日:

 衣服にセンサーを組み込んだスマートアパレル「イースキン」ブランドを開発、販売する東大発ベンチャー「Xenoma(ゼノマ)」(東京都大田区)。そのブランドの中で「イースキン・スリープ」シリーズは、睡眠管理に役立てるヘルスケア製品になる。

 イースキン・スリープの技術を用いた製品(パジャマ)は、他のアパレルメーカーから2020年に販売されている。そして、今年5月に自社製品としてオンライン販売を開始したのが「スリープ・Tシャツ」だ。

 基本的にパジャマもTシャツも腹部にあるポケット内のコネクターに、「ハブ」と呼ばれる小型デバイスを接続して使用する。どんな仕組みで睡眠管理に役立てるのか。同社・代表取締役CEOの網盛一郎氏が説明する。

「ハブには、人の動きを感知するモーションセンサーが内蔵されていて、寝返りや心拍数、呼吸数などの情報を抽出します。また、ポケット内の温度センサーによって、睡眠中の衣服内温度も計測します。そのデータがブルートゥースによってスマホの専用アプリに送信され、解析されて自分の眠りの状態をスコアやグラフなどで把握することができるのです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース