花粉症にはどんな漢方薬が効果があるのか 3つの観点から捉える
鼻づまりが中心の場合は「葛根湯加川芎辛夷」(かっこんとうかせんきゅうしんい)が、鼻づまりがとてもひどく粘り気のある鼻水が出たり、鼻の乾燥感がある場合は「辛夷清肺湯」(しんいせいはいとう)が用いられます。
普段から疲れやすく、胃腸の働きが弱い場合は「補中益気湯」(ほちゅうえっきとう)で胃腸の働きを高め、消化吸収機能を改善し、体全体を整えることも考えられます。
もし花粉症の治療に漢方薬を選ぶなら、最も強く表れる症状や自分が気になる症状を目安に、漢方を扱う医師・薬剤師らに相談するといいでしょう。