仏大統領は無料配布を宣言も…梅毒はコンドームでは防げない

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 精液や膣分泌液に存在する淋菌やクラミジアは、人体の粘膜に感染して増殖する。具体的には性器、のど、目、尿道、膣、直腸(肛門)。コンドームをしていれば通常性交時での感染は防げるが、精液や膣分泌液に触れた指やタオル、下着、アダルトグッズなどから感染することもある。また、オーラルセックスが一般的になり、コンドームをしないことによるのどへの感染も増えている。むろん、肛門への挿入により直腸に感染する場合もある。

 梅毒トレポネーマと呼ばれる細菌が感染することで発症する梅毒は、性行為を介して小さな傷口や粘膜に感染して増殖していく。そのため、コンドームをしていてもコンドームが覆わない部分の皮膚から感染することもある。当然、通常の性交以外に、オーラルセックスや肛門での性交、抱擁による皮膚と皮膚の接触でも感染する。つまりコンドームだけでは性感染症は防げないということだ。

「セックスするパートナーを決めることが大切です。またオーラルセックスや肛門での性交は控えるか、少なくともコンドームを使うことが重要です」

 新型コロナは私たちの生活習慣を含めさまざまなことを変えてきたが、これを機に性習慣も変える必要があるのかもしれない。

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