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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

日本人が旅行嫌いに? 米国調査会社で驚きの結果が…コロナ以外の理由とは

公開日: 更新日:

 しかし海外旅行に関しては他にも原因がありそうです。2017年に海外に旅した日本人の数は1800万人で、2000年以降ほとんど変わっていません。言葉の壁、休暇の短さ、他の社員の手前、有給が取りづらい事などの要因。さらに国内旅行で十分楽しめる場所が多く、割引などのインセンティブもあることなどが指摘されています。

 これは日本人のパスポート取得率にも反映しています。日本人の取得率はわずか2割。20年前には同じくらい低かったアメリカは、今では2倍の4割を超えているのとは対照的です。

 日本のパスポートは、世界を最も自由に旅行できる最強の旅券として知られています。にもかかわらずこの結果?と驚きの声も上がっています。

 では今後どうなるのか? 日本の関係者は「日本人は周囲の影響を受けやすい。外国人の旅行が活発になっていくのを見て、再び海外に出かけて行くようになるのではないか」とコメントしています。

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