熱中症、マラリア…世界の平均気温3日連続最高記録で健康リスクに懸念
またアメリカでは先月、南部のテキサスとフロリダで3人がマラリアに感染し、大きなニュースになりました。マラリアは蚊が媒介する熱帯の伝染病ですが、アメリカで患者が発生するのは20年ぶり。医療関係者は、感染した場所がマラリアが流行している熱帯地ではなく、アメリカ国内であることに注目すべきとし、今後温暖化により蚊の発生がさらに増え活動が活発化するにつれて、マラリア感染は増えていくとの見解を示しています。
先日お伝えしたカナダの山火事による大気汚染など、アメリカでも次々に顕在化する地球温暖化による健康危機。これに対し政府がどのような対策を打ち出すのかも注目されています。