佐藤二朗も公表 「強迫性障害」は生活に支障が出たら受診したい

公開日: 更新日:

「治療は基本的に、セロトニンの働きを強めるSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)を主体とした薬物療法と、強迫行為をせずに我慢することで不安が薄れていく体験をして行動を改善する暴露反応妨害法を行います。ほとんどの方は日常生活に支障を来さない寛解まで回復し、再発率も1割未満と少ない。ただ、発症から時間がたつほど本人のこだわりが強くなり、治療に時間がかかるので1人で悩まず受診してください」

 さらに強迫性障害は、不潔への不安から家族に対しても過度な手洗いや除菌を強要したり、特定の場所に触れるのを禁じ、家族関係が悪化する恐れがある。

 家族関係の破綻はもちろん、強迫観念や強迫行為により自身が疲れきっていたり、仕事や学業など日常生活に支障が出ていれば強迫性障害の疑いが強いので、心療内科または精神科を受診したい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  4. 4

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 7

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  3. 8

    和田アキ子戦々恐々…カンニング竹山が「ご意見番」下剋上

  4. 9

    紀香&愛之助に生島ヒロシが助言 夫婦円満の秘訣は下半身

  5. 10

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係