荒井宏幸
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荒井宏幸クイーンズ・アイ・クリニック院長

クイーンズ・アイ・クリニック院長。医学博士・眼科専門医。医療法人社団ライト理事長。みなとみらいアイクリニック主任執刀医。防衛医科大学校非常勤講師。

レーシックの技術は大きく進歩していて現在はカスタマイズが可能

公開日: 更新日:

 先日、知人からこんな質問がありました。

「20年ほど前にレーシック手術を受けました。その頃と今のレーシックって、なにか変わりましたか?」

 いい質問だと思ったので、今回は「レーシックの今と昔」についてお話ししたいと思います。

 私自身も26年前にアメリカでレーシック手術を受けた患者のひとり。あの頃と今では、はっきりいってレーシックの技術はまったく違います。ひとことで簡単にいうならば、今のレーシックは「カスタマイズ」となった。これが昔のレーシックとの大きな違いでしょう。

 知人や私が受けたレーシックは、「スタンダードタイプ」。近視・遠視・乱視の度数によって照射量は変わるが、一定のパターンでレーザーを照射するもの。対して、今ほとんどの病院が使用しているのが、「オーダーメードタイプ」のカスタムレーシックです。患者さんごとの目にオーダーメードのレーザー照射パターンを作成。スタンダードタイプよりも飛躍的に精密な近視・遠視・乱視の矯正ができるようになりました。

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