親が身につけるべき「正しい話の聞き方・伝え方」10原則~④⑤⑥
繊細な子は親の言動をとにかくよく見ています。親が傾聴・共感を学ぶ中で、たとえば挨拶のわずかな親の雰囲気の変化を感じ、それがきっかけで親子のコミュニケーションが復活する場合も少なくないのです。(つづく)
▽最上悠(もがみ・ゆう) 精神科医、医学博士。うつ、不安、依存症などに多くの臨床経験を持つ。英国NHS家族療法の日本初の公認指導者資格取得者で、PTSDから高血圧にまで実証される「感情日記」提唱者として知られる。著書に「8050親の『傾聴』が子供を救う」(マキノ出版)「日記を書くと血圧が下がる 体と心が健康になる『感情日記』のつけ方」(CCCメディアハウス)などがある。