子供のスマホの見過ぎは親に責任あり…研究結果が米国で波紋
今や毎日の生活に欠かせないスマホやコンピューター。しかしアメリカでは長すぎるスクリーン・タイムへの懸念が高まる一方です。子供の集中力や認知機能の低下をもたらす、メンタルにネガティブな影響を与えるなどの調査結果が次々に発表され、親たちの間で不安が広がっているのです。
そんな中、子供のスクリーンの見過ぎは親のせいという研究結果が発表され、波紋を呼んでいます。
実際どのくらいスクリーンを見ているのでしょうか? これまでの調査によれば、アメリカの10代は1日平均7時間から9時間スクリーンを見て過ごし、その数字は年々上がっています。中でもSNS上にいる時間は実に約5時間にも及んでいます。
一方、当のアメリカの10代の4割近くが、自分達のスクリーン・タイムは長すぎる、もっと減らしたいと感じているというデータもあります。
今回の最新の研究では、1万人以上の12歳と13歳の子どもとその親のデータを分析しました。そこでわかったのは「子供のスクリーン・タイムは、親が子供のそばにいる時に、どのくらいスクリーンを見ているかに影響される」ということでした。