著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【コラーゲンペプチド】肌の弾力性や潤い改善だけでなく痛み軽減も

公開日: 更新日:

 また、2015年には6週間にわたりコラーゲンを摂取すると皮膚の水分量が増加した報告や、2016年には40mgのⅡ型コラーゲンを90日間摂取することで、痛みの軽減と関節機能の改善がみられる報告もあります。さらに、2019年の研究では、運動後にコラーゲンペプチドを摂取したアスリートが、プラセボ群に比べて筋肉痛が軽減し、回復が早まったと報告されました。これにより、近年ではコラーゲンペプチドが運動後の筋肉痛の緩和や筋肉のリカバリーを助ける効果も注目されています。

 コラーゲンペプチドは、サプリメントやドリンク、加工食品として市場に提供されていますが、骨つき肉や魚の皮、ゼラチンなど、自然な形でコラーゲンを含む食品もあります。もちろん食べすぎは厳禁ですが、体を動かした後に意識的にコラーゲンを含む食品を摂取することで、健康のサポートにつなげることが出来るのではないでしょうか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇