著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

発熱とふるえの原因は納豆だった? 納豆菌による菌血症の症例報告 日本国内で5例目

公開日: 更新日:

 その結果、菌血症を引き起こしていた細菌は納豆菌であることが分かりました。症例の患者さんは納豆を毎日食べる習慣があり、切れ痔の出血した部位から、納豆菌が侵入したものと考えられます。

 納豆菌による菌血症は極めてまれなケースであり、日本でも本症例を含めて5例しか報告されていないようです。論文著者らは「納豆菌は、胃や腸に発生したごく小さな傷などを介して侵入することもあり、免疫の機能が正常な人でも菌血症を引き起こす可能性がある」と結論しています。

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