体の中にはボルトが12本…山口いづみさん腰椎すべり症との苦闘を語る

公開日: 更新日:

 1回目の手術は脇腹を切って腸の方から背骨の骨と骨の間に人工軟骨を差し込み、3日後の2回目の手術で、背骨の両脇を各30センチほど切って、湾曲している骨を真っすぐにするように棒状の金具を入れ、先に差し込んだ人工軟骨と固定しました。

 その時点で8本のボルトが体の中に入ったわけですが、術後3日後から激しい痛みに襲われました。初めは術後の通常の痛みだと思ったのですが、大量の痛み止めを点滴しても痛みが引かないので、CTを撮ってみたらボルトが抜けていることが発覚しました。骨の湾曲が強すぎて、ボルトが抜けちゃったんですって。

 緊急手術となりました。ボルトをこの世にある中で最強のチタン製に変更し、さらに背骨だけじゃなく骨盤にも留める大工事をいたしました。なので、今は12本のボルトが入っています。空港の保安検査で音が鳴るんじゃないかな~と思って、飛行機に乗るのをちょっと楽しみにしているところです。執刀の先生は「絶対に鳴らない」とおっしゃっていましたけどね(笑)。

 25日間の入院で3回の全身麻酔手術。リハビリ病院に通うようになったら、そこの先生が私のレントゲン写真を見て「こんなの見たことない。よく乗り越えましたね。やった先生もすごい」と驚いていました。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    コメンテーター「早口すぎて何を言っているのか聞き取れない」ワースト5はこの人たちだ

  2. 2

    政府また《年寄りいじめ》…高齢者医療費「窓口負担3割」適用拡大に《裏金、政策活動費を使え》批判の当然

  3. 3

    NHK紅白歌合戦にSnow Man&新旧キンプリメンバー担ぎ出す動き…昨年は過去最低視聴率

  4. 4

    高市早苗が総裁選で猛追!「選挙の神様」が陣営に加勢 都知事選で石丸伸二を2位に押し上げたプランナー

  5. 5

    悠仁さま進路先めぐる情報「根拠ない」は本当か? 秋篠宮家側近の“あやふやな説明”

  1. 6

    山口真由氏「妊娠・休養」報道で人気を証明 復帰後に約束された「最強コメンテーター」の道

  2. 7

    森保Jの爆勝スタートの裏に2人の立役者…移動、練習環境、雰囲気づくりで好アシスト

  3. 8

    長澤まさみ「Fカップ美巨乳ヌード」 衝撃情報の“真偽”

  4. 9

    W杯8強へ森保J「5人の重要人物」 頭痛の種は主将・遠藤航の後継者…所属先でベンチ外危機

  5. 10

    “多様性女王”大坂なおみの面目躍如…彼女にしかできないド派手衣装で登場、度肝を抜いた