著者のコラム一覧
池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

【八角】「脾」と「腎」を温めて冷えによる腹痛に威力を発揮

公開日: 更新日:

 八角中国のスパイスミックス「五香粉(ウーシャンフェン)」にも含まれています。五香粉は、八角以外にもシナモン、花椒、クローブ、フェンネルとすべて身体を温めるスパイスが配合されています。食卓に常備して肉や魚にふりかけるのもおすすめです。

 八角の腹痛改善効果を高めるには、お腹を温める働きが高いカボチャ、ネギ、シナモンを組み合わせるとよいでしょう。

■八角高齢薬膳レシピ

カボチャとネギのオリエンタルスープ

 お腹を温める働きのある八角、カボチャ、ネギ、シナモンを組み合わせたレシピ。ほんのり甘みのあるオリエンタルな香りのスープは、食べるほどに身体がポカポカに温まります。

【材料】2人分
●カボチャ(食べやすく切る) 100g
●ネギ(3センチ長さに切る) 1本
●八角 1個
●シナモンスティック 1/2本
●A(しょうゆ、オイスターソース=各大さじ1/2、酒=大さじ1、鶏がらスープの素、カレー粉=少々)

【作り方】
 鍋に水2カップ、シナモンスティック、Aを入れて煮立て、食べやすく切ったカボチャ、3センチ長さに切ったネギを入れて5分煮る。塩、こしょうで味を調える。

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