高齢運転者による交通事故は過剰に報道されている?
読売新聞が報道した死亡事故の割合は、運転者の年齢が30歳未満で39%、30~69歳で35%、70歳以上で31%でした。朝日新聞が報道した死亡事故の割合も同様に、各年齢でそれぞれ20%、16%、14%でした。また、死亡者が多い事故や子どもが死亡した事故は、運転者の年齢に関係なく報道される傾向にありました。
論文著者らは「高齢運転者による死亡事故は、新聞報道において過剰に取り上げられていることはなかった」と結論しています。