著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

誰かと食事をすると食べる量が増え、アイデア力が上がる

公開日: 更新日:

 その結果、共食チームは「応答」の会話が増え、評価軸の「新しさ」と「面白さ」の向上効果が見られたといいます。一方、非共食チームはアイデアの提示が多くても、その中でどれを最終案とするか選ぶ段階で、創造性の高いアイデアが淘汰される可能性があったといいます。

 共食チームは、食事をすることで相づちをしながら相手の意見を聞く、会話の継続を促すことが増えるなど、アイデアを深掘りし、より創造的な案を生み出していた可能性があると、研究では報告されています。

 食事というのは、予期せぬところで私たちの人間関係や仕事にも影響を及ぼします。何を食べるかだけではなく、誰と食べるか、どんなときに食べるかについても“偏らないほうがいい”のです。

【連載】科学が証明!ストレス解消法

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ日枝久相談役に「超老害」批判…局内部の者が見てきた数々のエピソード

  2. 2

    フジテレビは株主総会に戦々恐々…宿敵ホリエモンら“くせ者”が日枝久氏ら経営陣に退陣要求も?

  3. 3

    フジ女子アナ“上納接待”疑惑「諸悪の根源」は天皇こと日枝久氏か…ホリエモンは「出てこい!」と訴え、OBも「膿を全部出すべき」

  4. 4

    フジ港浩一社長から消えなかったバブル臭…伊豆温泉不倫旅行に麻布十番デート、女子大生ブームの仕掛け人

  5. 5

    大谷の「お荷物」にならないか…間もなく第一子誕生&二刀流再開のところに“同郷の後輩”

  1. 6

    “上納接待”疑惑でフジテレビ大激震…女子アナたちの怒りと困惑「#MeToo運動」に発展か?

  2. 7

    八角理事長が明かした3大関のそれぞれの課題とは? 豊昇龍3敗目で今場所の綱とりほぼ絶望的

  3. 8

    死亡した元兵庫県議めぐる立花孝志氏の発言を県警本部長が完全否定&異例の言及…いよいよ“ガチ捜査”に突入か

  4. 9

    菊間千乃弁護士、堂々の「情報7days」出演にフジテレビへの忠誠心を感じたとする声が続々

  5. 10

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?