誰かと食事をすると食べる量が増え、アイデア力が上がる
その結果、共食チームは「応答」の会話が増え、評価軸の「新しさ」と「面白さ」の向上効果が見られたといいます。一方、非共食チームはアイデアの提示が多くても、その中でどれを最終案とするか選ぶ段階で、創造性の高いアイデアが淘汰される可能性があったといいます。
共食チームは、食事をすることで相づちをしながら相手の意見を聞く、会話の継続を促すことが増えるなど、アイデアを深掘りし、より創造的な案を生み出していた可能性があると、研究では報告されています。
食事というのは、予期せぬところで私たちの人間関係や仕事にも影響を及ぼします。何を食べるかだけではなく、誰と食べるか、どんなときに食べるかについても“偏らないほうがいい”のです。