新潟地震は全壊ゼロ「木造の耐震化」するならまず寝室を

公開日: 更新日:

 仕事に取り掛かろうとした人も、ドキッとしただろう。新潟県村上市で震度6強を記録した山形県沖の地震から6日後の先月24日、東京沿岸部もドスンと揺れた。突き上げるような揺れは、次第にガタガタと小刻みな揺れになり、ネット上には「(大地震)ついに来たか!」といった投稿も相次いだ。万が一のとき、備えはどうするか――。

  ◇  ◇  ◇

■新潟は雪国仕様で全壊ゼロ

 先々週の地震で被害が大きかった村上市では、大規模半壊が3棟、半壊が20棟、一部損壊が553棟あるものの、全壊はゼロ。山形県鶴岡市も、一部損壊が200棟近くあるが、全壊はない。

 震度の割に全壊がなかったのは、地域的な事情もあるだろう。災害危機管理アドバイザーの和田隆昌氏が言う。

「新潟や山形は雪国で、雪国は冬の雪の重さに耐えるように設計されるため、そうでないエリアより比較的耐震性が高い。今回の地震で被害が最小限で済んだ要因のひとつに雪国仕様の耐震性があると思います」

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…