著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

母体はイエズス会 神奈川「栄光学園」少数精鋭教育の強み

公開日: 更新日:

 他にも、『バカの壁』でベストセラー作家となった解剖学者の養老孟司氏、三井物産会長の飯島彰己氏、元東京電力社長の清水正孝氏、外務事務次官の秋葉剛男氏……挙げだしたらキリがない。

 首相経験者も一人いる。第79代首相を務めた細川護煕氏だ。ただし、栄光学園に在学したのは中学までで、高校は学習院に進んだ。21歳の若さでゴーカート事故で亡くなった俳優の赤木圭一郎氏も栄光学園に在学していたが、ミッションスクールの雰囲気が肌に合わず、中学3年の途中で転校している。

 多士済々を世に送り出してきた栄光学園のホームページを開くと、真っ先に画面に出てくるのが「MEN FOR OTHERS,WITH OTHERS」という言葉。「他者とともに他者のための人でありなさい」という意味になるだろうか。新型コロナをどう乗り切り、社会貢献していくのか、学校の真価が問われている。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…