橋下徹氏・松井一郎氏の新コンサル会社が物議…“口利き”批判噴出→公式HP突然閉鎖の怪
これに、SNSでは〈一体何があったのでしょうか〉〈逃げた?〉〈後ろめたさ全開!〉といった声が噴出。「口利き」批判を受け、慌ててHPを“閉鎖”したということなのか。
■日刊ゲンダイの取材に「大幅変更中」と回答
日刊ゲンダイが「松井橋下アソシエイツ」に電話で問い合わせると、担当者は「HPの内容を大幅に変更するため、一時的に表示をストップしている」「更新が済み次第、再度アップする」と説明。HPを変更する理由について改めて文書で質問すると〈近日中に理由を公表します〉と回答。事業自体を止める気はないようだ。
「政治家が引退後にコンサル業を営み、行政との間を取り持つケースはザラにあります。ただ、後ろ指をさされかねないから、普通はコッソリやるもの。橋下さんと松井さんはどういうつもりなのか。いつも『正面突破』の維新らしいと言えばらしいのですが」(政界関係者)
政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう言う。
「2人とも民間人ですから、コンサル業を行うことに法的な問題はないのかもしれません。しかし、維新の創設者と代表者、しかも行政トップを務めた2人が、行政にアクセスしたい企業に助言を行うというのは、問題なのではないか。現職時代にやれば違法性を問われる『口利き』を、合法的に行おうとしているようにも見える。そう疑われても仕方ないのではないか」
政治家を引退して「身を切る改革」から「実入りを増やす改革」に転向したということなのか。