小池知事は首都決戦も「AIゆりこ」任せの仰天…学歴詐称疑惑の追及逃れで街頭に立たず?

公開日: 更新日:

逃げまくるから、怪しまれるのに…

 小池知事が「公務」と「SNS」を前面に打ち出すのは4年前の都知事選の再来だ。前回は新型コロナ対応を理由に「公務最優先」を掲げ、選挙活動はSNSを多用し、街頭演説はゼロ。それでも約366万票で圧勝したが、「公務」は建前で、街頭活動を抑えたのはコロナ対策とは別の理由があったともっぱらだった。

「学歴詐称疑惑の追及逃れです。当時は作家・石井妙子氏の『女帝 小池百合子』の発売直後で、カイロ留学時代の同居人の告発内容が関心を集めていた。街頭に出れば記者はもちろん、いつ、誰が疑惑を追及してくるか分からないと不測の事態を避けたとみられたのです」(民放関係者)

 元側近の告発により疑惑が再燃した今回も状況は一緒だ。今はさすがに街頭演説ゼロだと不自然だが、つばさの党の選挙妨害事件により、小池知事が街頭に立てば現職知事として、周囲には警察の強固な警護体制が敷かれることが予想される。

「街頭演説は告示日や週末などに絞り、日程の事前告知も控え、警護された小池知事が選挙カーから降りる機会も減るでしょう。公約発表会見も都庁記者クラブ限定で、各社1人のみと制限が付くのではないか。それだけ学歴詐称疑惑の追及を受けたくないのです」(前出の民放関係者)

 出馬表明後のぶらさがり会見でも、小池知事はフリー記者の学歴詐称疑惑に関する質問を遮るように一方的に会見を打ち切り、去っていった。その「逃亡映像」はSNS上で猛拡散中だ。逃げまくるから、ますます怪しまれるのに懲りない。身勝手な女帝はこの調子だと、知事の重職でさえ「AIゆりこ」に任せかねない。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    兵庫県知事選「頑張れ、斎藤元彦!」続出の異常事態…まさかの再選なら県政はカオス確実

  2. 2

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  3. 3

    斎藤元彦氏猛追の兵庫県知事選はデマと憶測が飛び交う異常な選挙戦…「パワハラは捏造」の陰謀論が急拡散

  4. 4

    シニア初心者向け「日帰り登山&温泉」コース5選 「温泉百名山」の著者が楽しみ方を伝授

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    悠仁さまの処遇めぐり保護者間で高まる懸念…筑付高は東大推薦入試で公平性を担保できるのか

  3. 8

    異様な兵庫県知事選の実態…斎藤元彦氏の疑惑「パワハラは捏造」の臆測が急拡散

  4. 9

    誰かがタレ込んだ? 国民民主党・玉木代表と元グラドルの密会不倫報道を巡る「新たな陰謀説」浮上

  5. 10

    「資格確認書」利用で窓口負担増の“ペナルティー”を政府検討 露骨な格差に識者も怒り露わに会員限定記事

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇